人間心理をメンヘラバツイチの視点から語る(仮)

アラフォーバツイチメンヘラてんかん持ちのたぬこが愛ある辛口で人の心のあやを読み解く。

SNSにハマる人はなぜ不幸なのかを徹底的に書いてく

これもおなじみの、SNS上で見栄を張る人達です。今じゃ珍しくもありませんね。

 

 

特に女性同士なら、「あの子ほんとはあんなキャラじゃないのに。。」とか「うわ、社会人デビュー?痛々しすぎる。。」なんて思い当たる知り合いの一人や二人は思い当たるんじゃないでしょうか。

 

 

これは何も女性についてだけ言えることではありません。男性についても言えることです。男性のぶりっ子が台頭したのを私などもよく感じます。それだけ、男性も他人に媚びたい、よく思われたい、優しい言い方をすれば人間関係を円滑に進めたいという思いがあるのでしょう。

 

 

それが男性のSNS盛りです。若くて外見に自信のあるタイプならインスタで自慢の角度で写真を撮り、もう少し年齢が上ならばフェイスブックで妻とのラブラブぶりや一家団欒の様子をアピール。

 

 

そして老いも若きも男も女も友達、仲間大好き!です。若ければ遊び仲間やサークル仲間やバイト仲間や学校の仲間、年齢がいけば仕事仲間や趣味の仲間やママ友仲間に飲み仲間。皆で集まり写真を撮って、ねえ!私!オレ!幸せでしょ!充実してるでしょ!。。声にならない悲鳴が画面から聞こえてくるかのようです。

 

 

本当に日々普通に生活していて、たまに集まった時に集合写真を撮るというのはごく当たり前のことです。しかし問題なのは、SNSに載せることを最優先に行動している人が少なからずいるということなのです。

 

 

しかも、元からいたいわゆる見栄っ張りな性格の人に、SNSが拍車をかけました。

 

 

SNSが出てきたことによって、皆とてもセルフプロデュースが上手くなったのです。

その結果皆自分のことを実際よりもイケてるんじゃないかと勘違いしてしまうようになったとも言えるわけです。傍から見れば平凡で誰からも注目されないのに自意識過剰になってしまう。

 

 

その結果、SNS上で見栄を張る人が大量発生したわけなんですね。

 

 

少し前に『一億総ツッコミ時代』という本がヒットしたけれど、現在は一億総自意識過剰時代とも言えます。そしてそれは、インターネット、そしてSNSが影響しているということは断言できます。

 

 

さて、ネット上で見栄を張ってしまう人達は、望むように創り上げた自分の世界を守るためには手段を選びません。

 

 

ですから例えば、自分の投稿にそぐわないと自分が感じるコメントがつくと、平気で削除してしまったりもします。

 

 

もちろん、中傷ならば当然です。けれど例えば、自分を称賛する内容でなかった、とか、ちょっとからかうような内容だった、とかどうでもいいことで、たとえコメントしたのが親しい相手でも消してしまうのです。

 

 

少し話は逸れますが、このような事をする人にSNSをやる資格はありません。

他人の意見を聞かない人に、自分の意見を言う資格はないのです。たかがSNSの投稿であってでも、です。

 

 

少々お説教がましくなってしまいました。申し訳ありません。

 

 

本題に戻りますと、このような人達はとにかく、根本に自信のなさがあるのです。みてくれや肩書がどんなにキラキラしていても彼/彼女は虚勢を張り、華やかな自分、愛されている自分、成功した自分を懸命に演出しています。

 

 

そういった人達は、精一杯幸福ぶることを生きる糧にしているので、私達にできることは何もありません。「いいね!」をポチるくらいしか。。

 

 

しかし、それでは愛がないので最後にもう一つ。

 

 

そのようなSNS上で見栄を張る人の地の姿が露呈した時(ばれた時)、いい気味だと思って眺めていたらあなたはそのままの立ち位置にいることでしょう。

 

 

しかし、もしその時に相手の本当の姿を認めてあげて手を差し伸べることができたなら、あなた自身が「人の心の痛みを理解する」「人の心の複雑さを想像する」「友情/愛情を深められる」など、さまざまな成長ができることでしょう。

 

 

そして何より相手は、くだらない見栄がなくとも自分を受け入れてくれる人がいることに、心の底から安心できるはずです。

 

 

読んでくださってありがとうございます。